AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略で、成人男性にみられる髪が薄くなる状態のことです。

ミノキシジルは壮年性脱毛症における}「発毛」と「脱毛(抜け毛)の進行予防」の効果が認められています。これまでに世界90ヵ国以上で承認され使われています。

「ミノキシジル」は薬の名前ではなく、成分の名前です。ミノキシジルは高血圧症治療の内服薬の成分として1979年からアメリカで使用され始めましたが、治療中の患者に多毛が認められたことから、あらためて外用の発毛剤の成分として開発が進められ、ミノキシジル配合の発毛剤が医薬品として承認されました。

ミノキシジルが効果を発揮する壮年性脱毛症とは、「男性型脱毛症」あるいはAGAとも呼ばれ、ヘアサイクルにおける初期成長期に男性ホルモンが作用し、後期成長期毛と呼ばれる太い毛に成長せずそのまま後退期毛を経て、休止期毛になることを繰り返すことにより、毛髪が薄く見える状態になる症状を言います。

ミノキシジルには、正常なヘアサイクルに戻す作用があります。詳細なメカニズムはまだわからないことも多いのですが、ミノキシジルは毛包に直接作用し、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進することによって発毛させることはわかっています。

当院ではミノキシジルを保険外診療にて、院内処方しています。

受診していただき、お気軽にご相談下さい。

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