生後間もなくから、主に顔面や頭部などの皮脂の多い部分、首やワキ・肘や膝などのしわになりやすい部分などに生じます。

ただ赤いだけのこともあれば、白っぽいフケのようになったり、黄色いかさぶたがついたりすることもあります。

原因

原因ははっきりしませんが、新生児から生後2ヶ月頃までの皮脂分泌が活発な時期に多く、その後は軽快していくこと、症状が出現する部位などから、皮脂分泌と密接に関連して生じると考えられています。

新生児の3分の1が経験するといわれている頻度の高い湿疹であり、正しいケア・治療で改善していきます。

治療・日常生活の注意点

赤ちゃんには石けんは使わない方がよいという指導をされている場合もありますが、清潔にすることが重要です。

よく泡立てた石鹸で、目・鼻・口に入らないように気をつけて丁寧に洗い、その後十分にすすぐようにしましょう。

そして入浴後にはステロイドの外用薬を使用します。

かさぶたが厚くついている場合には、入浴の30分ほど前にベビーオイルなどを塗り、かさぶたをふやかしておいてから入浴し、軽くなでるようにして無理せずとれるだけとるようにします。

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